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今もっとも予約が取れない店「俺のフレンチ」ブックオフ創業者の常識の逆張り

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「俺のフレンチ」原価率65%でも儲かる理由〈AERA〉
dot. 5月3日(金)7時10分配信
今、都内に65%という原価率ながら、売り上げを伸ばしている話題のフレンチ料理店がある。
平日の午後3時。東京・銀座。一カ所だけ人だかりができていた。立ち飲みフランス料理店「俺のフレンチGINZA」だ。開店1時間ほど前から約50人が列を作る。フォワグラコンフィ980円、穴子とウニクリームのテリーヌ680円など、高級料理を低価格で食べられることが話題で、系列の「俺のイタリアン」を含め、今もっとも予約が取れない店になった。
社長の坂本孝(72)は、とにかく飲食業界の“常識の逆張り”を追求した。長引く飲食不況で、業界では料理の原価を抑えて利益を上げる常識が定着していた。しかし「俺の」では、原価率は65%。坂本の口癖はこうだ。
「料理の質を追求するために、食材にはカネをジャブジャブ使え!」
銀座周辺に系列店が7店という集中出店も業界の非常識だ。通常なら客の取り合いになるから避けるが、はしごできる店にすれば効果は倍増すると考えた。
坂本は2009年、失意の中で飲食業に乗り出した。坂本は「ブックオフコーポレーション」の創業者。その2年前、不正会計の告発記事がきっかけで、会長職を退任していた。
突然異業種に飛び込んでもすぐに結果は出ず、引退することも考えた。だが、再び本腰を入れたのは、8歳年上の尊敬する経営者、稲盛和夫がJALの再建を引き受けたからだ。

単なる安売りではなく価値を上げて尚且つ安い値段で提供する、それが口コミで広がりマスコミにも取り上げられる。
ブックオフも出版業界の反発がありましたが今はメジャーな古本ビジネスモデルですし、72歳にしてさすがですねこの社長。
「良い物を安く」の発想は誰でも持っているのですがその肝心のコストカットする所ですよね。
どこかでハッキリとコストカットしないとお金をかけたい部分に回せなくなりますからメリハリがつきません。
誰もがお金をかけたがるところを敢えてコストカットする逆の発想が大事なのではないでしょうか。


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